・内臓脂肪型肥満
「肥満」には2つの型があり、以下の2つのタイプに大別されます。
- ・「皮下脂肪型肥満」
- 体の表面に脂肪がつくことで肥満になる状態。女性に多いタイプ。
贅肉をつまむことができます。
見た目の印象から「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。
皮下脂肪は、言うなれば「体の表面につく脂肪」。内臓脂肪に比べると溜まりにくいとされますが、減りにくいものでもあります。
CTスキャンなどで体の断面を撮影すると、外枠にぐるりと脂肪の層が見られます。
- ・「内臓脂肪型肥満」
- 内臓の周りに脂肪がつく肥満。男性に多く見られるとされます。
脂肪がたまるのは、腸など腹部の臓器を包んでいる「腸間膜」の部分。
おなかがポッコリと突きだしている印象です。
お腹が出ているのに肉はつまめない場合が可能性あり。言うなれば「堅太り」という感じです。
また、見た目は太っている印象がなくても、内臓脂肪が蓄積されている場合(隠れ肥満)もあります。
「リンゴ型肥満」と呼ばれることもあります。
内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて、分解・合成が盛んです。「たまりやすいが、分解されやすい脂肪」と言えるでしょう。
どちらも、度を超すと健康に悪影響を及ぼすのは同じですが、深刻な症状により直結しやすいとして最近大きな話題になっているのは「内臓脂肪型肥満」なのです。
また、日本人は欧米人に比べると、一般に筋肉の量が少ないとされています。筋肉は、人間の体の中で最もエネルギーを消費する部位なので、筋肉量の多い少ないによって、消費エネルギー量はずいぶん異なってきます。
ここ数十年、急速な食生活の欧米化が進み、日本人にとっては「摂取エネルギー過多」、とくに「脂質の摂取過剰」の状態に陥りがちとなっています。